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 太陽系連合軍には、このJNS二九五型機の他、より優れた機能と戦闘能力を持つロボット兵器が数十種類用意されており、それらは惑星ゴロンドリーナの戦力を遥かに凌駕していたのである。惑星ゴロンドリーナは、スペイン人に侵略されたインカ人と同じ末路を辿る羽目になった。
 太陽系連合軍の侵略に対して、惑星ゴロンドリーナは超科学を駆使したマイクロブラックホール兵器や高重力兵器などを使用して抗戦したが、数が違い過ぎた。ほどなくして惑星ゴロンドリーナの地表は太陽系連合軍のロボット兵器によって埋め尽くされ、ゴロンドリーナ星人は、「保護」の観点と生体標本として生かされたほんの一部を除いて絶滅の運命を強制させられたのである。
 かくして地球人は、初めてとなる外宇宙での侵略戦争に勝利し、手に入れた資源を使って外宇宙へと進出していくことになるのだが、話はそれで終わりではなかった。
 惑星ゴロンドリーナとの戦争の最中、JNS二九五型機を登載した一隻の艦艇が行方不明となっていた。それ自体は別になんの変哲もないよくある事故なのだが、この一隻がマイクロブラックホールによって形成された次元に亀裂に迷い込み、そのまま亜空間を航行して別の銀河系の別の恒星系の別の惑星に到達したのである。そしてその惑星には、地球人に酷似した知的生命体が生息していたのだ。
 JNS二九五型機は、自己修復機能を持っているとはいえ、劣化しないわけではない。しかも亜空間を長い間航行していたため、その過酷な環境によって登載されている人工知能には致命的な損傷が生じていた。これが悲劇を招く。狂った人工知能は与えられていた命令を過剰解釈し、本来であれば標的ではないこの知的生命体に対し絶滅行動を開始したのだ。
 強襲用艦艇には八千体のJNS二九五型機が登載されていたが、長い航行によってその大部分が機能不全に陥っており、まともに機能する機体は千体程度であった。しかし、その惑星に住む人間は、地球基準でいえば中世社会程度の文明しか形成しておらず、それゆえJNS二九五型機による攻撃は脅威以外の何物でもなかった。
 かくして、遥か昔に勃発した宇宙戦争の残骸が、悠久の時を経て、この惑星に破滅をもたらそうとしていた・・・・・・。

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 最初、地球人は、相手が知能を持ち、文明社会を形成していると知って、友好的に振る舞おうとした。しかし、生物学的に根本から異なる両文明の交渉は上手くいくはずがなく、ほどなくして決裂する――というよりは、むしろ、最初から交渉など不可能だったのだ。
 こうなると地球人は止まらない。有史以来持ち続けた闘争本能を爆発させ、惑星ゴロンドリーナを武力で持って制圧することを決めたのである。かくして人類史上、空前の連合軍が形成された。
 この頃になると、戦争の主役は人間からロボット兵器へと移っていた。地球を筆頭に、月面都市、火星、金星、タイタン、エウロパ、冥王星前線基地から供出された大小ロボット兵器の総数は臆を超え、それが数万隻の艦船に搭乗し、惑星ゴロンドリーナを目指したのだ。
 この太陽系連合軍を成すロボット兵器群の一角にJNS二九五型機と呼ばれるロボット兵器がある。数世紀前に開発され、いまだ現役で活躍するこのロボット兵器は、外部から熱エネルギーを取り込むことによって半永久的に稼動し、鉄や非鉄金属を原子レベルで取り込むことによって自己修復する機能も持っている。体高は五メートルで、標準装備として二五ミリ重機関銃とセラミック製のブレードの武装が備え付けられている他は、オプションとして高出力のレーザー兵器、荷電粒子砲、超電磁砲、電磁反応装甲、さらには飛行ユニットを装備することができた。登載されている人工知能は極めて低レベルな代物で、単純な命令をひたすら続けるだけの能力しか持っていないが、そのため低コストでの量産が可能で、さらには戦闘能力と耐久力が水準並と高いため、いまだ戦場では戦局を左右する兵器として重宝されていた。
 惑星ゴロンドリーナとの戦いにあたってJNS二九五型機は一千万単位で用意され、それらは数千体づつ降下強襲用の艦艇に登載された。この艦艇には指令機能とエネルギー充填システムの他、現地物質を利用しての兵器製造機能も備わっており、一度地表に到達すればそこを拠点として無限に活動することができた。

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ロボット技術は、二一世紀初頭から急速に進歩しており、その気になれば地球人は、いくらでも優れた人工知能を開発することができたのだが、三五世紀になってもロボットに用いられる人工知能の性能は二五世紀からほとんど変わっていなかった。これは地球人が、自分たちよりも優れた頭脳と知能と感情と思考能力を持つ存在の誕生を恐れたからであり、過去、様々な組織や研究機関が超高度な人工知能が開発されたことがあったが、そのつど徹底的に破壊されていた。地球人にとってロボットとは便利な道具以外の何物でもなく、進化や進歩もある一定水準まででよかったのだ。地球人はこれまで数多くの愚かな失敗を繰り返してきたが、このロボット技術と人工知能に関しては、自制心を持って対応できたと自負することができた。
 話は戻る。地球人は、自らが外宇宙へと進出できない分、人工知能を登載したロボットを用いて探査をおこない、数多くの発見と功績をあげてきた。そのうちのひとつに画期的な発見が含まれていたのである。
 地球から約一〇八光年離れたラバトーラ星系第七惑星ゴロンドリーナにて、新型の金属物質が発見されたのだ。ラタニウムと名づけられたその金属は、ワープ航法中の宇宙船内の環境を安定させる性質を持っており、この金属を使用した宇宙船であればワープをしても人体に影響をもたらさないことが判明したのである。地球人はすぐさまラタニウムを求めた。
 しかし、惑星ゴロンドリーナには先住生物がいた。それもある程度の知能を持ち、ある程度の航宙技術を持った知的生物がだ。それはワーム型の知的生命体であり、地球人が初めて接触した地球外生命体であった。

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 だが、ここで思わぬ隠蔽が発覚する。それはとある無名のジャーナリストの告発記事によるもので、その記事によると、宇宙技術開発局は、なんとワープ技術の欠陥を隠していたことが判明したのだった。
 宇宙技術開発局は、確かにワープ技術の開発には成功していた。しかしそれは、人体――というよりは、生物に巨大な悪影響をもたらす技術だったのである。
記事によると、宇宙船が光の速さを超えた時、船内では原子レベルでの融解現象が発生し、金属と生物が融合するという怪現象が発生したという。特に人間を用いておこなわれた実験の結果はより悲惨で、犠牲となった六名の宇宙飛行士は、身体が金属の外壁に取り込まれ、機器と混ざりあい、手足や胴体、首が宇宙船内のありえない場所から生えていたという。それでも誰も死んでいなかったというからより恐ろしい。結局、ワープ機能を搭載した宇宙船は、特殊なコーティングをほどこした金属類でしか使用することができないと判明したため、運用はもっぱら人工知能を登載したロボットに任され、地球人はそのまま太陽系に止まざるを得なかった。
 だが、地球人という人種は、心底諦めの悪い種族であった。困難や壁に遭遇するとそれを突破せずにはいられない業を有しているかのように、ワープ技術を人間でも使用可能とするため、研究と開発を継続したのだ。
 そして三五世紀後半、外宇宙にて探索任務をおこなっていたロボットから情報が入る。それは地球人を外宇宙へと誘う画期的な発見だった。

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 戦争によって荒廃し、放射能によって汚染された地球を、地球人たちは懺悔の意味も込めて根気強く改善していった。その最中、副産物としてテラフォーミング技術が発展することになるのだが、その技術が生かされるのはまだ少し先の話である。地球人は遥か昔から宇宙進出という野心を抱き、その夢をいまもなお捨ててはいなかったが、それよりもまず先に自分たちが何をしなければならないのかということは理解していた。戦争によってかけがえのない地球を破壊し、多くの動植物たちを絶滅に追いやって、しかも自分たちの未来すら自分たちの手で閉ざす寸前になってようやく自分たちの足元に気づいた地球人たちは、全てを失ってようやく精神的な成長を遂げることができたのだった。
 そして二六世紀、ようやく以前の水準にまで回復した地球を拠点として、地球人はいよいよ宇宙へと進出していくことになる。まず、月面都市で続けられていた研究が基盤となって超高速のシャトルが建造された。それは比推力可変型プラズマエンジンを登載した宇宙船で、光速の一〇パーセントの速度で航行することができた。この宇宙船の登場により、三〇世紀後半には、地球人は冥王星に前線基地を建設するまでになる。その間、火星や金星ではテラフォーミング化が進められ、地域を限定しての入植が進められた。
 しかし、そこで地球人は停滞を余儀なくされる。太陽系から外宇宙へと出ることができなかったのだ。
 太陽系を脱し、別の恒星系に新天地を求めるのであれば、光年単位での航行技術が必要となる。すでに有害な宇宙線を遮断する技術や居住可能な大型宇宙船の開発には成功していたものの、光速に匹敵するかそれ以上の速度で航行するエンジン装置の開発はできていなかったのだ。
 だが、三四世紀、汎人類評議会の下部組織である宇宙省・宇宙技術開発局にてひとつの発明が成される。ワープ機能を搭載した宇宙船が開発されたのだ。地球人たちは狂喜した。
 プラズマエンジンを登載した従来の宇宙船では、地球からもっとも近いケンタウルス座のアルファ恒星系まで五〇年近い歳月を必要とする。しかし、この新型宇宙船を使えば、地球基準時間で一ヶ月程度でアルファ恒星系まで辿り着くことができるのだ。人間はこれでさらなる飛躍と進歩を遂げることができる、そう誰もが思った。

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