とりあえず、いろいろとご指南を受けて、設定小説の中身を改変中。
もう少ししたら公開できると思われます。
ちなみに、この設定小説は、ダメ人間が企画しているオリジナルカードゲームの基礎となる物語ですので、がんばって設定を練ってみました。ですので、よかったら見てやってください(笑
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最近、パンプキンシザーズ、というマンガにはまってます。
月間少年マガジンで連載しているマンガです。
暗い話が多いですけど、ストーリーと雰囲気が気に入りました。
2課の少尉と、「ジャスティ~ス!」が口癖の方がお気に入りです(笑
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ちょっと色々と予想外の動きがあったので、掲載を予定していた「肉食の遺伝子」は延期したいと思います。
また何かあり次第、ブログで順次、掲載していきたいと思います。
というわけで、今日はこの辺で!
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魔術王国興亡記のご愛読、ありがとうございました!
とりあえず、この物語はこれにておしまいです。続きを書く予定はいまのところありませんが、もし書くとしたら、今度はシュトライザーとアルゴスが主人公格になって、王国の残党と戦う話になりましょうか。たぶん、シュトライザーのゴリ押しでいきそうですが(笑

さて、次はオリジナルカードゲームの設定資料小説を公開したいと思っていたのですが、いろいろと躓いていまして、とりあえず、合間をぬって書いた短編小説を掲載したいと思います。

タイトルは「肉食の遺伝子」

ほんのちょっぴりしたSFホラーです。怖くはないです。
2万文字ぐらいの短編ですので、一ヶ月ほどで終わる予定です。
その間に、色々と進むといいなぁヽ(´∇` )ノ
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「昔、ひとりの男の子がいました。その男の子はある日、街で偶然見かけた美しい女の子に恋をしました。ですが自分は祖先のおこないによって貶められた身。声をかけることもできず、年月だけが過ぎて行きました。ところがある日、男の子は女の子が追放されたと聞きました。男の子は彼女の力になりたくて、いてもたってもいられなくなり、あらゆる理由をもって女の子の元へと向かいました。ただ、それだけの話です」
「そうか。少し、悲しい話だな」
「悲しくはありません。彼女が幸せなら、自分は満足ですから」
「君にならきっと良い出会いが見つかるだろう。引き止めてすまなかったな。では、自治長の件、よろしく頼むぞ」
「承知しました」

 こうして魔法自治区の初代自治長にはアルゴス・ヨーゼフが就くことになった。ただし、この時のやりとりは永久に世に出ることはなかったが。
 王国に対する帝国の統治は着実に進んでいった。皇帝シュトライザーの強力な指導力の下、帝国からの技術と没収された魔法使いたちの財が惜しみなく投下され、王国の再建と奴隷たちの社会復帰が進んだ。そのための一環としてディジレ河の河川工事もおこなわれ、多くの元奴隷たちが労働者としてその工事に携わった。そのなかには旧フォンライト家に所有された元奴隷たちもいて、彼らはいまは亡きアルフレット・フォンライトに想いを馳せていた。
 世界は新たなる時代を迎えていた。
 この時代を後世の者たちが次のように呼ぶこととなる。

「科学の時代」

 と。かつて奴隷少年であったラヴァクトが見た夢は、時を越え、現実のものとなったのであった。


 ・・・・・・数日後、旧王都を離れたふたりの姿があった。ふたりは手を繋ぎ、去っていった。ふたりの行方を知る者は、いない。


                                       完

ご愛読、ありがとうございました!
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戦争終結後、アルゴスはシュトライザーに呼び出しを受け、告げられた。

「調べた結果、生き残った魔法使いたちの中でもっとも力がある魔法使いはエステル・フォンライトと君しかいないことが判明した。元国王のエステルには戦争責任があるため自治区を治めさせるわけにはいかない。そこで君に頼みたいのだが、どうだろうか」
「かまいません。ですが、ひとつだけお願いがあります」
「なにかな?」
「エステル様を罪に問わないでいただきたい。あの方は優しすぎただけなのですから」
「なるほど。だが、それは無理な願いだ。彼女はアスフォール王国の国王だ。その責任は取ってもらわなければならない」
「では、どのような罪に問われるのでしょうか? あなたの返答次第では、敵わぬとわかっていても、抵抗させていただきますが・・・・・・」
「なに、心配には及ばぬ。彼女に対する罰は身分をすべて剥奪したうえでの追放。それだけだ」

 それを聞いてアルゴスは笑みを浮かべた。

「感謝いたします」

 そしてアルゴスは退室しようとした。
 そんな彼をシュトライザーが再び呼び止めた。

「ところで、個人的にひとつ聞きたいのだが、良いかな?」
「ええ、なんでしょうか」
「資料によると、君は王国に対する復讐のためにエステルに加担していたとあったが、本当にそうなのかね。なにかもっと別の目的があったのではないかな?」
「・・・・・・なぜ、そう思うのですか?」
「勘、かな」
「なるほど」

 アルゴスは笑い、答えた。

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 王国暦九九九年一二月七日、アスフォール王国の王都ルクナバータは陥落し、この日をもってアスフォール王国の組織的な抵抗は終結を見た。だが、アスフォール国内にはなおも帝国軍に抵抗する勢力が存在しており、各地の地方軍、特に強力な私設軍隊を有するザムエル家やロスキュリアス家は、帝国軍に対しなおも激しい抵抗を続けていたが、翌年の三月末日までには抵抗勢力は完全に駆逐されてしまった。ラヴァクト帝国の完全なる勝利であった。
 勝者となったラヴァクト帝国は各地で奴隷を次々と解放し、身分制度を撤廃した。奴隷たちは長きに渡る抑圧からようやく解放され、晴れて自由の身となったのである。
 一方、魔法使いたちである。かつては非支配階級として横暴に振る舞っていた彼らであるが、戦争によって力ある魔法使いたちはことごとくが死滅しており、残った者たちは帝国の強大な武力に抗う術をもたぬ弱者ばかりであった。彼らは逃れられない死を覚悟し、恐怖に駆られ、昼夜を問わず泣き喚いた。
 だが、当初の予定に反して、シュトライザーは魔法使いたちに対する虐殺を断行しなかった。奴隷を無慈悲に扱っていた残虐な魔法使いたちは容赦なく処刑されたが、比較的罪が軽微な者たちの死刑は免除された。その措置を取らせた理由がエステルやリュードの奮戦であったことは疑いようがない。
 ただし、魔法使いたちは無罪放免という訳にはいかなかった。王都ルクナバータは魔法使いたちの自治区と定められ、魔法使いたちはその中でしばらくの間「隔離」されて生活を送ることを余儀なくされた。不服ではあったが、命が助かったことで、魔法使いたちの多くはこの提案を受け入れた。
 魔法自治区の初代自治長にはアルゴス・ヨーゼフが選ばれた。これはシュトライザーからの要望によるものであった。

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「・・・・・・」

 シュトライザーに斬られてなお、リュードに意識はあった。ただ、重傷を負ったゆえ、身体を動かすことができず、彼は仰向けのまま空を眺めているのがやっとであった。その視界にシュトライザーが入ってきた。

「気分はどうかな、少年。初めての敗北の味はいかがかな?」
「・・・・・・殺せ」
「ん?」

 リュードが小さく呻いた。

「・・・・・・エステル様のご期待に沿えず、無様に敗北した自分に生きている意味などない。殺してくれ」

 それを聞いてシュトライザーは笑った。

「敗者が勝者に命令することほど滑稽なことはない。残念ながら君は死にそびれ、生き延びたんだ。ならばその命は大切にしなければならない。まあ、その傷だ。助かるかどうかは五分と五分だが、君の体力なら大丈夫だろう。すぐに医療部隊を派遣させるから、それまでの辛抱だ」
「生きて・・・・・・エステル様に恥をさらしたくない! 頼むから殺してくれ!」

 大粒の涙を流しながらリュードは訴えた。本気でリュードは自分を恥じていた。これまでの人生、彼はエステルのため、ずっと勝ち続けてきたのだ。だが、最後の最後で、ここぞというところで敗北してしまった。自分はなんと愚かなのだろうか。リュードはエステルに合わせる顔がなかった。
 だが、シュトライザーはなおもリュードにトドメを刺そうとはしなかった。代わりに諭すような口調で声をかけた。

「少年、君は恥をさらしたくないから死にたいと言った。だが、人生とは常に恥を晒し続ける行為なのだよ。子どもの時代は失敗を重ね、大人になれば目上の者から叱られ、老いれば自分の不甲斐なさを周囲の者から責められる。生きているだけで人間は恥を垂れ流す。それが人生なのだ。だが、そのどこがいけないというのだ? 恥をさらしてなにが悪い。恥を受け入れてこそ、人生は輝くものだ。君はまだ若い。生きていればきっとわかる時が来るだろう。生きていて良かった、そう思える時が必ず来るはずだ。そしてその瞬間は、もうやって来ているのかもしれないぞ」

 そう言ってシュトライザーは視線を移した。その視線の向こうには、泣きながら近づいてくるエステルの姿があった。
 シュトライザーは大きく天を仰いだ。

「さぁ、戦争は終わりだ。これからはふたりの時間を愉しむがいい。身分の差は、もうこの世には存在しないのだからな」

 雲の切れ間から陽の光が差し込み、シュトライザーを明るく照らしだした。それはまるで、天が新しい時代の到来を祝福しているかのような幻想的な光景であった。

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 リュードの剣は故アルフレット・フォンライトより与えられた業物である。ミスリル製ではないが、高純度の鋼を核として鍛えられた剣であり、高い硬度と柔軟性を誇る。これまでの戦いでも折れることはもちろんのこと、刃こぼれひとつしない剣であった。
 その剣が砕けたのだ。なんの前触れもなく、唐突に。

「なッ――・・・・・・」

 リュードは我が目を疑った。なぜこんな重大な局面で砕け散ったのか、彼には理解できなかった。人ならざるモノの意思が働いたとしか思えぬ事象であった。
 この好機を見逃すシュトライザーではなかった。顔に亀裂のような笑みを浮かべ、剣を握り直す。

「我の勝ちだな」

 体勢を立て直したシュトライザーが大きく剣を振りかぶり、そして振り下ろした。
 シュトライザーの剣はリュードの身体を右肩から左の腰にかけて大きく斬り、抜けた。リュードの体内に内封されていた大量の血液が解放され、宙に飛び散る。同時に、リュードの身体が力なく崩れ落ち、地面に叩きつけられた。そして自らの血で作った海に沈み、もう再度、立ち上がることはなかったのである。
 シュトライザーの勝利とリュードの敗北が確定した。

「帝国万歳! 皇帝陛下万歳!」
「いやあああああああああッ!」

 劇的な逆転劇にアザ・トース号艦内では歓声が上がり、逆にエステルの口からは悲鳴が生じた。その悲鳴は、悲痛に満ちた叫びであった。

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 戦魔特務兵たちの行く手は完全に阻まれた。それを戦艦アザ・トース号の艦橋に設置されているモニターで確認して、レーゲンドルフは絶叫した。これ以上の打つ手はもうない。あとはもう、皇帝自らの手による勝利を祈るより他なかった。
 リュードとシュトライザーの戦いはまだ続いている。剣と剣の激突はゆうに一〇〇〇合を超えなおも激しさを増す一方だ。両者共、一歩も引かず、己の命とそれぞれの国の運命を賭けて衝突を続けた。
 だが、長きに渡って続いた戦いにも決着の瞬間が訪れようとしていた。
 リュードが無数の突きを連続して放った。一撃、一撃が強力な攻撃力を誇っており、石造りの建物を貫通するほどの威力があった。シュトライザーは巧みな剣術によってその攻撃を捌いていたが、やがて一撃を捌き損ね、剣を弾かれてしまった。
 この好機をリュードは見逃さなかった。
 シュトライザーに出来た一瞬の隙をリュードは全力で突いたのである。
 モニターで状況を確認していたアザ・トース号の艦橋では悲鳴が上がった。逆に、エステルとアルゴスからは歓喜が生じていた。
 リュードの勝利とシュトライザーの敗北――その構図は、確実に決定したかのように思われた。
 ゼロコンマ一秒にも満たぬ刹那の時間、リュードの剣がシュトライザーの衣類に突き立った。その瞬間、澄んだ音が生じたのである。何事が起きたのか、リュードは一瞬、理解できなかった。

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プロフィール

ダメ人間

Author:ダメ人間
社会の底辺で生息している「ダメ人間」です。
若くないです。もうおっさんです。
戦記ものの小説を主に書いていますので、どうぞ見てやってください。

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