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「ああ、殿下、ご無事で、ご無事で・・・・・・!」

 主君の無事を確認し、カイル・ルーはその場で泣き崩れた。それから彼は詫びた。メガシオンとの戦いに敗れたことを、多くの将兵たちを助けられなかったことを、そして主君の危機に馳せ参じることができなかったことを。

「・・・・・・謝る必要はない。お主はよくやってくれた。それに、こうなった原因は俺自身にあるのだからな」

 単身でメガシオンに戦いを挑んだことは口にしない。一時のこととはいえ、自分を見失い、冷静と沈着を欠いて指揮官としての職務を放棄したことは、どんな言い訳をしたとしても恥部にしかならないからだ。たとえ単独で五体ものメガシオンを倒していたとしてもだ。

「それよりも、お主、よくぞ無事だったな。いや、本当に生きていてよかった」
「ありがとうございます。すべては、殿下より賜ったこの剣のおかげです」

 そう言ってカイル・ルーは腰に下げていた剣に目をやった。

「この剣があったからこそ、窮地を斬りぬけ、メガシオンたちを倒すことができたのです。この剣がなければ、おそらく、自分も英霊たちの列に加わっていたでしょう」

 戦いの最中、カイル・ルーは幾度となく危機に陥った。馬を撃たれ、仲間たちを永久に失い、戦場で孤立し、無数のメガシオンに囲まれて、もはや絶対絶命かと思われたが、カイル・ルーはその窮地から脱出することができた。彼自身の力と、そしてこの剣の力によって。

「・・・・・・それほど凄かったか、その剣は」
「はい。もしこの剣がもっと多くあれば、メガシオンたちとの戦いも違った結末となっていたかもしれません」
「そうか・・・・・・」

 シュナイザーは小さく息を吐き、それからわずかに天を仰いだ。内心でひとつの決意を固めたようであった。

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