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「コンビニもない、信号機もない、人の数よりも鹿の数が多い」

 とは、大鹿村のかつての現状を自虐的に語った言葉であるが、いまの状況は、ハッキリいって、その時よりも格段に悪くなっている。

「このままではいずれ、村の社会機能は維持できなくなるだろう。待っているのは夕張のような末路だ。これは予想ではなく、明確な事実の確認だ。想像してみてほしい、一〇年後の村の現状を。活気が失われ、人通りのまったくない、さびれた廃村にも似た惨状を。子どもが消え、若者が去り、ひきこもった老人ばかりが暮らす村の未来を! あなた方は、そんな未来を甘んじて受け入れたいのか!?」

 最初は静かで落ち着いていた口調だが、言葉を重ねるごとに熱を帯びていき、最後は激烈なまでに激しいものとなっていった。村民たちの不安をより煽るため、あえて興奮した口調で語っているからだ。
だが、多少の誇張はあるにせよ、圭吾の言った言葉に嘘や偽りはない。なぜならば、彼が語ったことは、近い将来、確実に大鹿村に訪れる未来であるからだ。そのことを、村民の多くがわかっていた。
 そう、わかっているのだ。村民は、自分たちが、自分たちの村が、もはや取り返しのつかない危機的な状況にあることを。
 わかっていながらも、彼らは見て見ぬふりをしてきた。いや、実際のところは、打つ手がないのが現状だった。わかっていながらも、知っていながらも、どうすることもできないのが実情だからだ。それは大鹿村だけでなく、過疎化や高齢化に悩まされる、他の多くの自治体に共通していえることであった。
 だからこそ、圭吾は楔を打ち込んだのだ。

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