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圭吾は内心で苦笑した。この展開は彼が想定したとおりの展開だったからである。狙いは、ここで一気に優位を確立し、大鹿村の再興に関して、今後の主導権を握るつもりなのだ。

「でしたら、債券を発行してみてはいかがでしょうか」
「さ、債券?」
「地方自治債です。行政が予算を編成するときや補正予算を組むときに債券を発行することは別に珍しいことではないでしょう。いまだって村債を発行しているはずだ。大鹿村振興債券とでも銘うって募集をかければ、すぐに買い手がつきますよ」
「・・・・・・簡単に言うが、債券なんて発行したら、金利の支払いに四苦八苦する羽目になるだろうが。ただでさえ予算は火の車なのに、そのうえ金利の支払いも重なったら、最後は夕張市のようになってしまうのがオチだ」

 北海道夕張市は、かつては石炭産業で栄えた都市だったが、炭鉱の閉山にともなって経済が悪化し、「炭鉱から観光へ」をテーマに再興を図ろうとしたが失敗してしまい、状況を好転させるため多額の市債を発行して乗り切ろうとしたが上手くいかず、結局は財政難に陥って二〇〇七年に事実上、破綻してしまった。はたして、大鹿村も夕張市と同じ運命を辿ることになるのだろうか。

「そうはならないでしょう。発行する債券の額は三〇〇〇万円程度ですし、金利も低く抑えればいいんです。〇・〇〇〇一パーセントぐらいに設定すれば、支払う金利も微々たるものですよ」
「そんな債券、誰が買うんだ」
「俺が買います」
「な、なに?」
「全額俺が引き受けますよ。三〇〇〇万円といわず、四〇〇〇万円でも、五〇〇〇万円でも、一億円でも」

 ニヤリと笑っていう。困惑気味の小野山村長の顔が目に映った。

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